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通信制高校でのeポートフォリオ...

2026/8/18 06:29

通信制高校でのeポートフォリオ活用からわかったこと「成長実感がさらなる成長に」

第一学院高等学校

第一学院高等学校は、全国にキャンパスを展開する通信制の学校です。「社会に出て活躍できる人材の育成」と「生徒が自分で自分を意欲喚起できる力を付ける手助け」を教育の柱とし、生徒一人ひとりに寄り添う指導を行っています。今回は、生徒の「成長実感」をさらなる成長へとつなげるための手段として導入されているeポートフォリオシステム「Feelnote」の活用について、同校を訪ね、その取り組みを伺いました。

※本記事は取材当時の内容です。

テストの点数では測れない「成長の可視化」と「内面理解」

第一学院高等学校では、生徒の成長を促すにあたり、テストの点数だけでは測れない生徒の評価をいかに形にするかが重要でした。そこで有用性を発揮しているのが「Feelnote」です。 Feelnoteに日常のライフログを記録することで、生徒が自身の感情を言語化するようになります。「過去と比べて自分の気持ちや行動がどう変化したか」を生徒自身が確認し、成長を可視化できるのが大きな利点となっています。また、これまでは分かりにくかった生徒の趣味や性格、価値観といった内面的な部分を把握しやすくなり、教師側も一人ひとりに合った的確なアドバイスやフィードバックが行える環境が整いました。

相互コミュニケーションが生み出す「目に見える行動変容」

現在、同校では継続的なライフログの記入と、Feelnote上での相互コミュニケーションを生徒に促しています。生徒が自ら発信した記録に対し、教師や他の生徒がコメントを返すことで、目に見えるポジティブな変化がいくつも起きています。 例えば、自分に自信が持てず人目を気にしてしまっていた生徒が、学校行事に積極的に参加して周りを巻き込むようになった事例があります。また、発達の偏りから不登校が続いていた生徒が、継続的な発信を通じて自分の殻を破り、外の世界に興味を持ち始めたというケースもありました。前向きな気持ちの変化に伴い、ライフログの文章量や内容にも大きな成長が見られています。

ライフログの質向上を目指し「伝える力」を育む次のステップ

日々の呼びかけの効果もあり、現在ではFeelnoteを活用する生徒は多くなりました。一方で、同校が次なる課題として見据えているのが「ライフログの質の向上」です。現状は個人レベルでの投稿内容にいまだばらつきがあるといいます。ただ記録をつけるだけでなく、今後は「ジャーナル」のような形で、自分がやってきたことを他者に分かりやすく伝えていく力を養ってほしいという展望を持っています。 eポートフォリオの導入を検討している教育関係者に向けても、「まずはやってみてほしい。実際にやってみれば、生徒にいかに良い影響を及ぼすか、何らかの変化が必ず感じられるはずです」と、導入校ならではの実感に満ちたメッセージが語られました。


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